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分館で「ヴラマンク展」が開幕しました。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、北九州市立美術館分館で「ヴラマンク展」が本日、開幕しました。
20世紀フランスの画家モーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958年)。日本では、何と言っても哀愁漂う「雪景色」が有名です。
独学で絵を学び、激しい色遣いが特徴の野獣派(フォーヴィスム)の一人として画家としての地歩を固めますが、何ものにも捕らわれない、自由奔放さがヴラマンクの真骨頂。自分だけの、本当のオリジナルな絵画を目指して描き続けました。
画風が変化したのは、セザンヌの影響を受けた1900年代初頭から。スピード感あふれる筆致、瑞々しく重厚な色遣い、「雪景色」などの叙情的で哀愁漂う風景画はヴラマンクの一つの到達点と言えます。
ヴラマンクは文筆家でもありました。この展覧会では作品それぞれに、ヴラマンクの言葉が添えられています。
例えば「雪の村」。
「私は、寒く、どんよりとした日々、霧にむせぶ世界、雑木林の枝や茂み、垣根に降り注いだ霜も、愛している」
絵と言葉の隙間から、ヴラマンクの新たな魅力が見えてくるかもしれません。
2月25日まで。会期中無休。